本日は長野市内からお越しのお客さまより、バッテリー交換を承りました。
3年ほど前に交換してもらったバッテリーの調子がおかしいということで交換させていただきました。
結論から申し上げますと非常に危険な状態でした。
メーカーが推奨している充放電回数を越えるとバッテリーの劣化が進んできます。
その症状の中には、日常使用していると感じる持続時間の短縮や、充電速度の変化、突然のシャットダウンなどがありますが、その中にバッテリーパックの膨張も含まれています。
今回の症状はバッテリーパックが膨張していることによる部品の圧迫と持続時間の短縮でした。
横から見た写真ですが、膨らんでおり密閉されているはずのバッテリーパックの端が開きかけているのが分かります。
バッテリーのセル内部の寿命が原因で劣化が起こり、電解質が酸化しガスが発生します。
このガスは高い引火性を持ち発火、爆発を引き起こす可能性があります。
危険性を抑えるためバッテリーパックは、耐久性・密閉性の高いシートで覆い、発生するガスの外部漏れを防ぐ努力がなされています。
しかし、今回のバッテリーはお持ち込みの直前まで充電されており、満充電状態の為、更にガスの放出が進む場合があります。
衝撃や穴が空くことで発火するかもしれません。
非常に危険ですので、お持ち込みの際は充電等せずにお持ち込みください。
スマホファクトリー長野駅前店ではiPhoneの修理を承っております。
お困りの事についてお客さまにベストなご提案をさせていただきたいと思います。
お気軽にご来店ください。