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iPhoneで電話ができない原因は?対処方法を詳しく解説

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iPhoneで電話をしようとしたらうまく通話ができず、困ったというご経験はありませんか。肝心な時に連絡ができなかったり、人との待ち合わせに困ったりと、トラブルの原因にもなりかねません。

この記事では、iPhoneで電話ができない時の原因や、対処法について解説します。

iPhoneで電話ができないときに考えられる原因

iPhoneで電話ができない原因として、以下のようなものが挙げられます。それぞれ見ていきましょう。

相手の声が聞こえない場合

iPhoneで通話しているのに、相手の音声が聞こえない場合、次のような原因が考えられます。

  • 音量レベルが小さい
  • 通話音声の出力先が違うものになっている
  • ネットワークに不具合がある
  • (イヤフォンを使っている場合)イヤフォンに不具合がある
  • 別の通話アプリが起動している

自分の声が相手に届いていない場合

自分の音声が相手に聞こえていない場合は、相手の音声が自分に聞こえない場合と同じことが相手側で起こっている可能性があります。また、それに加えて以下のような場合もあります。

  • (自分が)マイクを塞いだまま話している
  • (自分の)マイクに不具合が生じている

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iPhoneの修理前に自分でできる対処方法

iPhoneを修理に出す前に、自分でできる対処方法がいくつかあります。これらを試したうえで不具合が改善されない時は修理に出しましょう。

iosを最新バージョンにする

まずは、iOS を最新バージョンにすることです。iOSが古いバージョンのままだと、不具合が起きてうまく通話ができないことがあります。

iOSの更新は、「設定」>一般>「ソフトウェアアップデート」で行えます。

夜中の充電中に自動でアップデートする設定にすることも可能です。一部、手動での更新が必要なものもありますが、「自動アップデート」をオンにしておけば、自分で操作をする手間を省いてiOSが自動的にアップデートされるようになります。

iPhoneを再起動する

次に試したいのは、iPhoneの再起動です。再起動することで、動き続けているiPhoneのCPU(頭脳に当たる部分)がリセットされます。これは、iPhoneがフリーズした時などにも有効な方法です。

やり方は機種によって異なりますが、ここでは一例としてiPhone X、11、12、13、14、15の場合をご紹介します。

  1. ボリュームアップかボリュームダウン、どちらか片方の音量調節ボタンとiPhoneの右側にあるサイドボタンを長押しする
  2. 電源オフスライダが表示されたら離す
  3. スライダをドラッグする
  4. iPhoneの電源が切れるまで 30 秒ほど待つ
  5. サイドボタンをAppleのロゴが表示されるまで押す

どの機種も、電源を切る→再度電源を入れる、の流れは同じです。

SIMカードを再挿入する

SIMカードとは、端末に挿入することでWi-Fi環境がなくても通信が行えるようにするための小さなチップです。各キャリアと契約した際にSIMカードが貸与されています。

接触不良を起こしている、一時的にエラーを起こしているなど、何らかの原因でSIMカードがうまく認識されていない場合、もう一度SIMカードを差し直すことで、通話ができないなどの問題が解決することがあります。

SIMカードが入っているSIMトレイは、左側面、右側面、上部のいずれかにあります。SIMトレイは、iPhone購入時についてくるSIM取り出しツールか、ゼムクリップ(書類を留める時に使うクリップ)を使って開けます。SIMカードトレイに小さな穴が空いているので、そこに取り出しツールかゼムクリップの端をさして、グッと本体側に押し込むと、トレイが出てきます。

SIMカードを再挿入する場合の注意点は、作業を始める前にiPhoneの電源を落とすこと、静電気に気をつけること、SIMカードのIC部分には触らないこと、の3点です。

機内モードをオンとオフを切り替える

iPhoneが機内モードになっていると、通話やSMSの利用ができません。誤って機内モードになっている可能性がありますので、機内モードになっていないかを確認しましょう。

「設定」>「機内モード」にボタンがありますので、そこをタップすることでオン・オフが切り替えられます。

電波の届くところへ移動する

各キャリアの電波が届かないところでは、当然通話もできません。また、電波の届く範囲であっても、人がたくさん集まるところでは一時的に電波の状況が不安定になり、通話機能が使えない場合があります。一部のコンサートホールなどでは、「携帯電話抑止装置」が設置されている場合もあります。

こういった場合には、人ごみから離れた場所へ移動する、ホールから外に出るなどで解決できます。

ネットワーク設定をリセットする

ネットワーク設定をリセットすることでも、状況を改善できる場合があります。

「設定」>「一般」>「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」の順にタップすることで、Wi-Fi ネットワークとパスワード、モバイルデータ通信設定、VPN や APN の設定がリセットされます。

自分ではどうにもならない場合の2つの問い合わせ先

本記事でご紹介した対処方法を試してみても状況が改善されない場合は、以下の問い合わせ先に問い合わせましょう。

キャリアに問い合わせる

iPhone端末を販売しているキャリアであれば、キャリアの窓口でも問い合わせることができます。

いわゆる「格安スマホ」と呼ばれるキャリアの中には、端末の販売をしていても修理や不具合のサポートは端末のメーカーに問い合わせてください、としているキャリアもあります。一度、お使いのキャリアのホームページで確認することをおすすめします。

Appleサポートに問い合わせる

Apple サポートでは、製品購入後90日までは無償でサポートを受け付けています。購入後90日を過ぎていても、チケットを購入するか、AppleCare+に入っているかしていれば、サポートを受けられます。自宅にいながらにしてチャットや電話でサポートを受けられます。

iPhoneを修理に出す場合の選択肢

iPhoneを修理に出す場合には、正規店やApple正規サービスプロバイダ、契約している携帯会社、非正規店の3つの選択肢があります。それぞれ、メリットデメリットを見ていきましょう。

正規店(Applestore)やApple正規サービスプロバイダ

正規店(Applestore)やApple正規サービスプロバイダに修理に出すメリットは、正規店であるために保証が修理後も継続されることです。また、AppleCare+に入っている場合は、割安で修理が受けられますので、加入しているのなら、正規店での修理をおすすめします。

また、配送での修理も受け付けているので、近くに修理できるお店がない、何らかの事情で出かけることが難しいという場合にもおすすめです。

デメリットは、AppleCare+に入っていないと、修理料金が割高になることです。また、修理内容によっては、店頭に持ち込んでも預かり修理となる場合があります。そのほか、事前にバックアップを取り、戻ってきてから自分でデータを戻さなくてはならないのもデメリットです。

契約している携帯会社

契約している携帯会社に持ち込む場合、そこからAppleの修理に出すことになります。Appleの修理の申し込みの仕方がよくわからない、といった場合には、携帯会社の担当者が対応してくれるので安心です。また、携帯会社独自の保証サービスに入っていれば、バッテリー交換代が安くなる可能性もあります。

デメリットは、どんな内容でも即日修理はできないことです。また、修理に出す先はAppleですので、データのバックアップを取り、戻ってきたら自分でデータを戻す手間がかかります。

非正規店

非正規店とは、いわゆる「街の修理屋さん」です。非正規店に修理に出すメリットは、修理にかかる時間が短いこと、修理代金が安いこと、データが消されずそのまま戻ってくる可能性が高いことです。

デメリットは、Appleの推奨する修理方法ではないため、その後の保証が使えなくなることです。

安心して任せられる非正規店かどうかの目安のひとつが「総務省登録修理業者」かどうかです。「総務省登録修理業者」に認定されている業者は、総務省の電波法や電気通信事業法に適った修理をしています。

また、あまりにも修理費用が安い業者は、劣悪な部品を使っているおそれがあります。十分に注意してください。

日ごろからiPhoneのバックアップを忘れずにしましょう

修理に出すには、iPhoneのバックアップが必要です。操作ができる状態ならいいですが、液晶がつかなくなった、電源が入らなくなったなどの故障内容の場合には、修理の直前にバックアップを取れません。

常日頃からこまめにバックアップを取っておけば、いざという時に安心です。

困った時には専門店に相談を

iPhoneで通話ができない原因には、音量や通話音声の出力先などの設定間違い、イヤフォンやマイクの不具合などがあることがわかりました。

自分でできる対処法として、iOSを最新のものにする、iPhoneの再起動、SIMカードの再挿入、各種設定の見直しなどがあります。これらを試しても解決できない場合は、専門業者への相談が必要です。

当社では、Wi-Fiの不具合やバッテリーの減りが早いなどのお悩みから、水没や画面割れのiPhoneの修理まで幅広くおこなっています。

iPhone修理ならスマホファクトリーにご相談ください。

 

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