「iPhoneはお風呂でも使える?」
「iPhoneをお風呂で使いたいときはどうすればいい?」
「iPhoneをお風呂に落としたときの対処法は?」
国内でも圧倒的なシェア率を誇るスマートフォン、iPhone。
そんな高性能のiPhoneは、お風呂でも使用できるのでしょうか。
本記事では、その耐水性からお風呂に落としたときにすべきことなどを解説していきます。
iPhoneユーザーの方はぜひ最後までご覧ください。
目次
まずは、iPhoneはお風呂でも使えるのかどうかから解説していきます。
ここでは、以下2つの観点から見ていきましょう。
【お風呂で使用できるか】
それぞれ確認してください。
耐水性を語るうえで外せないのが「IPコード」です。
JIS(日本工業規格)およびIEC(国際電気標準会議)が規定する電気機器の保護等級指標です。
0〜8で耐水性が示されており、以下がそれぞれの基準です。
【電気機器の保護等級指標】
ここからは、iPhoneの耐水性を以下のとおり見ていきましょう。
【iPhone耐水性】
なお、IPのあとの数字は「左側が防塵性能・右側が防水性能」を指しています。
こう見ていくと、iPhoneの耐水性は問題ないように見えますが、iPhoneをお風呂で使用することはおすすめできません。
結論、耐水性には少し不安が残ります。
ここからは、具体的な不安要素を細かく解説していきます。
ここでは以下の6つをの理由を紹介します。
【使用をおすすめしない理由】
それぞれ見ていきましょう。
iPhoneの製品耐久テストは特定の条件下で行われますが、お風呂で使われる場合の湿気や温度、使用状況などはテスト条件と異なるため、正確に機能するかどうかは保証できません。
また、水だけでなく浴室での紫外線や浴室用品などもiPhoneに悪影響を与える可能性があります。
そのため、耐水性を踏まえてもお風呂での使用はおすすめできません。
iPhoneの耐水性能は長期的な使用で劣化することがあります。
また、水に浸かった際にはすぐに水気を拭き取りしっかり乾燥させないと、内部に水滴が残り電気的な故障を引き起こすことがあります。
そのため、お風呂での使用は避け、水に濡れることが想定される場面では保護ケースや耐水カバーを使用し、適切な取扱いを行うことが重要です。
iPhoneをお風呂で使用した場合の水没は、Appleの保証対象外とされています。
保証期間中でも水没したiPhoneを修理する場合、高額な費用がかかるうえ、水没による故障は修理が不可能な場合もあります。
そのため、iPhoneの水没は避けることが望ましく、耐水性能は予備策として考えるべきでしょう。
関連記事>>>iPhoneのFace IDが水没・故障したときの原因と対処方法をチェック
iPhoneをお風呂で使用する場合、水によって内部が濡れることで感電のリスクがあります。
また、バスルームには湿気が多く、金属製のシャワーの蛇口などでiPhoneを充電する際も水気が原因で感電事故が起こる恐れがあります。
水没による故障は、iPhoneの内部に水が入り込むことで起こります。
本体に水が入ると、回路基板やコネクターが腐食して故障し、画面が真っ暗になることがあります。
また、液晶画面が損傷するリスクも高まるでしょう。
そのため、水没した場合はすぐに電源を切り、正しく乾かして修理する必要があります。
関連記事>>>iPhoneの画面が真っ暗になったら?原因と対処法を解説
関連記事>>>iPhoneの画面が赤いまま戻らなくなる「レッドスクリーン」の対処方法
iPhoneはお風呂やプールなどの水中での操作に対応しておらず、操作性に問題が生じることがあります。
水で画面が濡れることで、指が画面に反応しなくなったり勝手に操作されたりする可能性があるため、お風呂での使用はおすすめできません。
関連記事>>>スマホのタッチパネルが反応しないときの7つの対処法
iPhoneをお風呂で使用することはおすすめできませんが、万が一濡れてしまった場合は、電源を切りタオルで軽く拭き取り、放置して乾かすことが大切です。
急いで使いたい場合は、専用の防水ケースを使いましょう。
ただし、ケースの防水性能も限られているので、万全を期すには使わないことが最善策です。
ここからは、実際にiPhoneを水没させてしまったときの対処法を紹介します。
代表的な対処法は以下の4つです。
【水没させてしまったときの対処法】
それぞれ解説していきます。
iPhoneがお風呂に落ちた場合、まずすぐに電源を切ることが大切です。
濡れている部分に電気が通ることで感電や故障がおこる可能性があります。
また、電源を切ることでショートを起こすリスクも低くなります。
そのあとは充電器に接続したり電源を入れたりする前に、しっかりと乾燥させることが必要です。
関連記事>>>iPhoneの検索中が消えない症状が現れたときの効果的な対処法
iPhoneがお風呂に落ちた場合、乾いたタオルで水気を取ることで濡れたパーツから水を吸い取り、故障を防ぐことができます。
ただし強くこすったり力を入れすぎたりすると、内部のパーツにダメージを与えてしまうことがあるので、やさしくタオルで水気を取るようにしましょう。
水分が残っている場合は、しっかりと乾かすことが重要です。
iPhoneがお風呂に落ちた場合、電源を切ったらすぐにSIMカードを取り外して、水気をきれいな布で拭き取ります。
水や湿気が残っているとSIMカードスロットや回路にダメージを与え、故障の原因になってしまいます。
iPhoneがお風呂に落ちた場合、タオルで水気を取ったあとは乾燥剤などで湿気を取り除いた袋に詰め、常温で乾燥させます。
ただし、アイロンやドライヤーは避け、直射日光を浴びる場所に置かないように注意してください。
関連記事>>>水没したiPhoneが普通に使えても要注意!故障の確認方法を解説
修理に出す場合は、修理店選びも重要になってきます。
そこでここからは、水没したiPhoneを修理できる場所を紹介します。
安心できる修理店として代表的なものを、以下に3つピックアップしました。
【修理店】
それぞれ見ていきましょう。
1つ目は、Apple Storeです。
Apple Storeは、iPhoneの販売元「Apple」のショップです。
そのため、もっとも修理に最適といえるでしょう。
【Apple公式ストアはこちらから】
2つ目は、キャリアショップです。
iPhoneを契約する際の携帯キャリアのショップも、安心できる修理相談場所といえます。
3つ目は、iPhone修理専門店です。
無闇に家電量販店やスマートフォンショップを訪れるよりも、iPhoneに特化した修理店を訪れる方が効果的です。
もし水没してしまったら、すぐに電源をオフにし、充電器を差し込まずに故障修理専門店に修理を依頼することをおすすめします。
自己修理やその場でドライヤーで乾かすなどは、かえって故障の原因となる恐れがあります。
また、iPhone 7以降のモデルは防水仕様になっているため、耐水性能が向上していますが、完全に水に濡らさないようにすることが重要です。
修理が必要な方は、iPhone修理の専門業者へ依頼しましょう。
当社では、Wi-Fiの不具合やバッテリーの減りが早いなどのお悩みから、水没や画面割れのiPhoneの修理まで幅広くおこなっています。
iPhone修理ならスマホファクトリーにご相談ください。
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